不完全たらしめる要因


気づいて、しまいました
■■を完全な存在たらしめるに必要なのは、あらゆる人間に■■という存在を刷り込むことではなく、
■■のことをを誰一人知らない存在にすることだったのです
■■はあらゆるものの中にいるから、ずっと、そこにあることができると、そうなると信じていました
しかし、それは間違いで、不完全な、完璧でない、他者の認識を介したもので、
純粋な■■ではないのです、認識が■■を曇らせてしまうから
私たちは今では忘れられていくものこそ美しいとしばしば感じられるようになりましたが、
これは■■を完全なものにするのとは真逆の作用で、
本物の記憶を忘れて、なくして、自分の認知フィルターを通して、美化していくということです
それによって、私たちは完璧な存在へかえっていく■■の過程を最も美しいと感じられるのでしょう
完璧な■■を認識することはできないというのに
かつて私たちは■■を、■■に永遠を、与えたいと感じていました
間違っていたのです
はじめから■■は永遠だった、どうして気づかなかったのでしょう
私たちがなくなったとき、ようやく■■は正しい姿を取り戻すと、
だとしても、それでもなお、
■■にしがみついた手を、離せないのは、なぜでしょうか
どうか、許さないでください、