君来むと言ひし夜ごとに過ぎぬれば

自分の性癖を自覚しました!
帰ってくるかもわからない人を待ち続けるのがヘキみたいです

つい最近、数日前に再開したゲームの推しに出迎えられて自覚しました
あの日からずっと5年も待ってたのに恨み言一つ言わず心配してくれて、それで泣いてなんかないって強がるんですよ
こんなことされたらちょっとログインして見て回ってまたさようなら〜なんてできないじゃん…ずるいじゃん…なんて奴だ…
それに加えて記憶の中だと修行に出す前の印象だったから、思い出よりも落ち着いてて男前でますます美人で直視できない
だから横目で、画面を伏せてチラチラ見てるんですけどやっぱり世界一かわいいな!
おかしいな…もしかしてわたくしはこいつと祝言をあげてたはずじゃないのか…?いやそれはお船の方の推しか…

乱心のあまり脱線しましたが、とにかくそういうシチュエーションに非常に心動かされるようです
自創作でもあの子は千年待ち続けて、邏?它(繝帙Φ繝√Η繧ィ)は計測不能な歳月をかけて片割れを探し求めてました
無意識の性癖!

帰らぬ人を待ち続けるのってもう源流は何千年前?ってくらいには古今東西あるシチュエーションだと思うんですけど、自分の中でこれが最初だっていうのが一つあります

CCさくらの最初の映画の女魔道士です
とっくに亡くなってる人を求めて襲ってくる映画オリジナルの敵なんですけど、何度も出てくる「ずっと待っていた」ってセリフが印象的で初めて映画館で見たあとも何年も耳に残っている
もう終わってしまったネトゲで、途中からほぼ引退してしまった友人を待ち続けて喜びそうな物品を集めてるときも何度も思い出していた
それはまあどうでもいいか…
とにかく、女魔道士はその人を憎んでると思いきや本当は好きだったって言いたくてそれで執着してたっていう話(自己解釈)なんですよ
めちゃくちゃに良くない?普段と違う劇場版特有の外国舞台でその風景とかもすごいよかった、そこはヘキの話からずれるからいいか…

ただひたすらに健気なのも良いし、愛憎入り乱れた感情でそれでも待つのをやめられないのも良い

君来むと言ひし夜ごとに過ぎぬれば頼まぬものの恋ひつつぞ経る

ということでおしまい